引用元: http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1529936176/

1: 名無しさん@おーぷん 2018/06/25(月)23:16:16 ID:rOt
1 中 なんでだろう、涙がでた。(2001年冬)
2 左 学校を卒業すると、春は黙って行ってしまうようになる(1999年春)
3 遊 あの頃の青を探して。(2005年夏)
4 一 前略、僕は日本のどこかにいます。(2000年冬)
5 DH 思わず降りてしまう、という経験をしたことがありますか。(1999年冬)
6 三 この夏の新色です。(2006年夏)
7 右 14時55分 一生来なかったかもしれない場所に、いま来ています。(2015年冬)
8 二 視界に入り切らない春が、目の前に広がっていました。(2011年春)
9 捕 駅に着いた列車から、高校生の私が降りてきた。(1998年夏)


2: 名無しさん@おーぷん 2018/06/25(月)23:17:00 ID:rOt
代打 夏休みは、寝坊が一番もったいない。(2001年夏)
代打 出会いに、年齢制限はありません。 (2008年春)
代走 「早く着くこと」よりも大切にしたいことがある人に。(2000年夏)

先 始 この旅が終わると、次の私が始まる。(2014夏)
中 I=t人2 旅の印象(impression)は、時間(time)と出会った人々に比例する。(2003年冬)
中 タンポポみたいに旅にでた。(2002年春)
中 窓を開けると、列車の中まで春になった。(2007年春)
抑 誰も私を知らない。(1991年夏)

3: 名無しさん@おーぷん 2018/06/25(月)23:17:07 ID:tw@ba_mian77
9すこ

5: 名無しさん@おーぷん 2018/06/25(月)23:17:50 ID:DeH
なんか涙出てきたわ

7: 名無しさん@おーぷん 2018/06/25(月)23:19:06 ID:H3r
中 I=t人2 旅の印象(impression)は、時間(time)と出会った人々に比例する。(2003年冬)

これだけ頑張ってひねり出したカッコつけた感あって嫌い

8: 名無しさん@おーぷん 2018/06/25(月)23:19:38 ID:btT
まず青春18きっぷっていうその名称が神センスやわ

9: 名無しさん@おーぷん 2018/06/25(月)23:19:59 ID:IZ8
なお使っている大部分はおっさんの模様

12: 名無しさん@おーぷん 2018/06/25(月)23:22:09 ID:btT
>>9
おっさんだから"青春18きっぷ"なんやぞ

10: 名無しさん@おーぷん 2018/06/25(月)23:20:49 ID:rOt
ちまちま解説させてもらうで

1 中 なんでだろう、涙がでた。(2001年冬)

黄昏の風景が印象的なポスターと簡潔なキャッチがインパクト大なポスター
山陰本線・鎧駅は隣の餘部駅の「餘部鉄橋」が有名なだけにやや影の薄い駅かも知れないけど
この一枚には思わず心を奪われるね


no title

11: 名無しさん@おーぷん 2018/06/25(月)23:21:33 ID:2A9
盤石の外野陣
特に2番打者は稀に見る巧打者

13: 名無しさん@おーぷん 2018/06/25(月)23:22:16 ID:WBU
2番が秀逸だわ

14: 名無しさん@おーぷん 2018/06/25(月)23:25:00 ID:rOt
2 左 学校を卒業すると、春は黙って行ってしまうようになる(1999年春)
18きっぷのターゲットはとても幅広い世代ながら、学校を卒業し一般社会で働くようになり
いよいよ中堅どこと呼ばれるであろう地位についた人たちを狙い撃ちにするまさに巧みなキャッチ

言われてみれば…そうやなぁ… と、雄大な由布岳に吸い込まれるようにハッとさせられる一枚
久大本線:野矢~由布院駅
no title

15: 名無しさん@おーぷん 2018/06/25(月)23:27:07 ID:EYB
7番ええな
日常の何気ないことに感動できる心を大切にしたい

17: 名無しさん@おーぷん 2018/06/25(月)23:29:43 ID:rOt
3 遊 あの頃の青を探して。(2005年夏)

これはもう…ホンマ…力技で心を奪われるような一枚
こんな写真に惹かれない人がおるんやろうか、そしてこの情報量の少ないキャッチコピーがまたええんや…
印象的な風景写真には夕暮れ時や日の出が多い中「青」だけで勝負してきた、
まるであのオールスターの藤川球児の直球オンリー勝負のようなポスター
no title

18: 名無しさん@おーぷん 2018/06/25(月)23:29:46 ID:3so
あの春の私は今にいますか

19: 名無しさん@おーぷん 2018/06/25(月)23:39:47 ID:rOt
4 一 前略、僕は日本のどこかにいます。(2000年冬)

いろいろ意見はあるかもしれんが、ワイの中ではこれが不動の四番や
場所は予讃線「下灘駅」っていう実は18きっぷのポスター常連の駅

正直不思議な一枚だと思うんや、別に目に見えて鮮やかな景色でもなければ雄々しい山々でもない
地味なグレイッシュブルーが全面に打ち出され、「日本のどこかにいます」。
3番のポスターが心をガッチリ掴んでくるなら4番は心の隙間にスーッと入り込んできて離さない
そんな不思議な一枚やと思ってる

no title

20: 名無しさん@おーぷん 2018/06/25(月)23:41:00 ID:82v
こういうの大好き

21: 名無しさん@おーぷん 2018/06/25(月)23:45:51 ID:IqL
7番すこ
青春18きっぷは行くことがないところにいくためのもんやわ

22: 名無しさん@おーぷん 2018/06/25(月)23:46:57 ID:rOt
5 DH 思わず降りてしまう、という経験をしたことがありますか。(1999年冬)

普通列車(快速等含む)が乗り降り自由、という18きっぷの特徴・魅力を
こんなにもわかり易い言葉で伝えられるものか、というポスター
正直ワイも18きっぷは酷使(純粋に朝から晩まで乗り通して遠くまで行く)することが多いんやが
18きっぷのコスト以外の魅力たる「スローライフ」を直感的に魅せてくれたキャッチが素敵
確かに、あぁ、降りたくなる…と思わせる、コレは大変なことやと思うよ


no title

25: 名無しさん@おーぷん 2018/06/25(月)23:50:56 ID:2A9
>>22
時計の時刻の仕事が憎いわ
もののあはれを心得とる

23: 名無しさん@おーぷん 2018/06/25(月)23:48:14 ID:jIJ
7番やろ
実際使ったワイがそうやった

26: 名無しさん@おーぷん 2018/06/25(月)23:51:56 ID:rOt
6 三 この夏の新色です。(2006年夏)

正直これは写真ありきの一枚やと思う
3番で挙げた「あの頃の青を探して。」にちょっと似てるのがアレやが、(実際それの翌夏のポスター)
こっちはやや若者向けのキャッチコピーなのかも知れんな
一面の青に2両のローカル線(参宮線 池の浦シーサイド~鳥羽)、そこに小さく白い文字で「この夏の新色です。」
これもまた思わず目が止まってしまうわな、すごい

no title

28: 名無しさん@おーぷん 2018/06/26(火)00:00:30 ID:1vI
7 右 14時55分 一生来なかったかもしれない場所に、いま来ています。(2015年冬)

2014年~2015年は ◯時◯分 ~~~~ っていう定型文がキャッチコピーとしてシリーズ化していたんやが
そのなかでもおおっ、と思わされる一枚。
「このきっぷを持って、自分なりの冒険に出てみよう」という意欲を駆り立てられるポスター
正直コレを駅で見かけたときには久々にグッと来たわ

no title

29: 名無しさん@おーぷん 2018/06/26(火)00:06:35 ID:1vI
8 二 視界に入り切らない春が、目の前に広がっていました。(2011年春)

「視界に入り切らない春」って表現が実に乙なこのポスター、実際は震災の兼ね合いでいろいろゴタゴタしとって
あまり駅で見かけることも無かったのが悲しい…
しかし北海道の遅い春、冷たい中にも春の予感を感じさせる空気が写真からも伝わってくるのが面白い一枚
ちなみに写真は 函館本線大沼公園駅~赤井川駅、つまり大沼国定公園が舞台や
そりゃええ景色なわけだ

no title

30: 名無しさん@おーぷん 2018/06/26(火)00:11:25 ID:1vI
9 捕 駅に着いた列車から、高校生の私が降りてきた。(1998年夏)

名作小説の書き出しのワンフレーズのような少し不思議なこのキャッチコピー、
これもまた予讃線の下灘駅が舞台になった一枚や

前途の通り18きっぷの対象世代はめちゃくちゃ幅広いが、その中でもどちらかといえばおっさんを
ターゲットにした広告戦略だと思う。少なくとも語り手は高校生ではないわけで
no title

31: 名無しさん@おーぷん 2018/06/26(火)00:14:10 ID:1vI
下灘駅はなんどもポスターに出てきてるだけのことあって実際にものすごくいい場所やった
ものすごく田舎にあるのかと思えば松山からそこまで遠くもなく、
松山に用事があって夕方時間があれば是非是非足を伸ばしてみてもらいたい駅なんや
ワイは大学時代に野郎の親友とふたり旅をして今でもすごくいい思い出やし多分あの夕日は一生忘れないと思う

no title

no title

32: 名無しさん@おーぷん 2018/06/26(火)00:19:05 ID:1vI
代打 夏休みは、寝坊が一番もったいない。(2001年夏)

「夏休み」があるってことは打って変わって対象はおそらく大学生くらいやろか
早起きして遊んだ小学生の頃の記憶を思い起こさせるような、これまた旅に誘ってくれるキャッチコピー
そこに静かそうな明朝の海とまだ薄明るい中電灯のともる駅舎がどこか切なく優しい一枚。

no title

33: 名無しさん@おーぷん 2018/06/26(火)00:20:39 ID:kLe
夏やねぇ…

34: 名無しさん@おーぷん 2018/06/26(火)00:25:01 ID:1vI
代打 出会いに、年齢制限はありません。 (2008年春)

(やっぱり18きっぷって年齢制限あると思われてるんだろうなー)とJR側も思ってるんやろな、
ってのが伝わってくるこのシリーズ。(~に年齢制限はありません、って一連のシリーズだったんや)

一見どこに居るのかわからない列車、決して快晴ではない空、しかしどこか暖かそうな印象を
「春」のイメージとして上手く纏めた写真がまたええんやなぁ、さすがプロやホンマ

no title

35: 名無しさん@おーぷん 2018/06/26(火)00:30:45 ID:1vI
代走 「早く着くこと」よりも大切にしたいことがある人に。(2000年夏)

これはおそらく四番の「前略、僕は日本のどこかにいます」と同じ人が作ったであろうポスター
写真の構図や色の出し方にも似たものが見いだせるね
場所は根室本線「厚床」駅、ワイも一回行ったことがるが列車交換の兼ね合いで結構待ち時間があった記憶。
のんびり外に出て、思いっ切り背伸びして、息を吸って、空を見上げて…
(実際早く着く着かない以前にこの路線にはほぼ普通列車しか走ってないんやが)
そういう旅をしたくなる、心に響く一枚。
no title

36: 名無しさん@おーぷん 2018/06/26(火)00:39:03 ID:1vI
先 始 この旅が終わると、次の私が始まる。(2014夏)

夏の山々の深い緑の中に紅一点のディーゼルカー(観光列車:いさぶろう・しんぺい号)が映えるこの一枚
大きな「始」の文字が実にキャッチーだと思う
この場所は「日本三大車窓」と呼ばれる肥薩線 大畑(おこば)駅のループ線+スイッチバック。
まぁ果たして本当に日本三大かはさておき、「この旅が終わると、次の私が始まる。」のフレーズからは
また次の旅へ出ようというお誘いのようにも聞こえるのが「1枚を5人でも分け合えるし、1人で5回使っても良い」
という18きっぷの柔軟性にしっくり来る
no title

38: 名無しさん@おーぷん 2018/06/26(火)00:42:25 ID:1vI
中 I=t人2 旅の印象(impression)は、時間(time)と出会った人々に比例する。(2003年冬)

選んどいてすまないが正直ワイはこのキャッチコピーは文字だけで見るとほんまに微妙やと思う
なんでこんなカッコつける必要があるんや、って

ただポスターで見ると、黒板にチョークで書いたようなこのフォントと、
光の構図が文句のつけようのないほど完璧な背景写真と相まってものすごく視線を奪うんや…

正直「ポスター全体としてのかっこよさ」ならこれはワイの中でもかなーり上位に入る、そんな一枚


no title

41: 名無しさん@おーぷん 2018/06/26(火)00:47:37 ID:6rV
>>38
手書きなのも大きい
このフォントが太字の明朝なら目も当てられん
それに奥行き感に不自然に浮きすぎない完璧な字体や

40: 名無しさん@おーぷん 2018/06/26(火)00:46:33 ID:ma6
大人にはいい休暇を取る宿題がありますっていうね 結構好きなフレーズ

42: 名無しさん@おーぷん 2018/06/26(火)00:47:48 ID:ma6
その一瞬が一生の思い出になる

43: 名無しさん@おーぷん 2018/06/26(火)00:48:23 ID:JXE
18切符で旅したいな

44: ■忍法帖【Lv=5,デーモンソード,jqF】 2018/06/26(火)00:49:15 ID:iMi
東京-大阪の鈍行やって見たいわ

45: 名無しさん@おーぷん 2018/06/26(火)00:49:57 ID:JXE
18切符ってよくわからんけど
行ける範囲決められてるんか?

48: 名無しさん@おーぷん 2018/06/26(火)00:51:18 ID:j4K
>>45
普通列車ならなんでも乗れる

49: 名無しさん@おーぷん 2018/06/26(火)00:52:23 ID:JXE
>>48
それすごくね?

53: 名無しさん@おーぷん 2018/06/26(火)00:57:01 ID:j4K
>>49
時間との戦いやな
グリーンとか快速とか駆使して負担を軽減するんや

46: 名無しさん@おーぷん 2018/06/26(火)00:50:14 ID:1vI
中 タンポポみたいに旅にでた。(2002年春)

これも打線で一番に据えた「なんでだろう、涙がでた。」と同じ人やと思う。
場所は五能線の驫木(とどろき)駅
実際に行こうとするとまぁ~中々これも大変な駅なんやが
「何も考えず旅に出て、『あっ・・・ここだ・・・』って直感・本能で感じた駅で降りる」
本当に究極に理想的な18きっぷの使い方やと思う
それを「タンポポみたいに」と表現したのはお見事やね
no title

51: 名無しさん@おーぷん 2018/06/26(火)00:55:12 ID:JXE
1人5回ってことは
5回乗車できるってことか

54: 名無しさん@おーぷん 2018/06/26(火)00:58:04 ID:1vI
>>51
(厳密には微妙に細やかなルールがあるけど)0時~24時までの範囲で1回(日・人)扱い
5人で日帰り旅行もよし、1人で5日間の旅行もよし、1人で日帰り旅行5回もよし、2人で2日旅やって残り1枚分を金券ショップで売ってもよし

56: 名無しさん@おーぷん 2018/06/26(火)01:03:23 ID:JXE
>>54
てことは
その日のうちなら
普通列車降りたり乗ったりしてもええってことか

57: 名無しさん@おーぷん 2018/06/26(火)01:04:11 ID:1vI
>>56
乗り降りし放題やで

58: 名無しさん@おーぷん 2018/06/26(火)01:06:53 ID:JXE
>>57
すごい
買ってみようかな

52: 名無しさん@おーぷん 2018/06/26(火)00:56:16 ID:1vI
中 窓を開けると、列車の中まで春になった。(2007年春)

鮮やかな一面の菜の花が最大のキーなのは間違いないが、個人的には「窓を開けると」っていう
フレーズがすごく好きなんや
最近窓の開く列車も減ってきた中(都市圏でもまだ開く車両はまだあるけど開けたら顰蹙買うよね)
ガーッと窓を開けて車内まで車窓に飲みこまれる、そんな景色を想起させる実に春らしい一枚

no title

59: 名無しさん@おーぷん 2018/06/26(火)01:07:17 ID:3C8
使ってみたいけど中々勇気起きへん
5回も使いきれるかどうか

60: 名無しさん@おーぷん 2018/06/26(火)01:07:51 ID:1vI
抑 誰も私を知らない。(1991年夏)

18きっぷのポスターが所謂「今風」に変わったのは1997年の事。
それより前はイラスト素材だったりアルバム風だったり当時の表現の流行を推し量る事ができて面白いんやが
その中でも魅き込まれたのがこれ
ともすればちょっと怖い白黒写真やが、「遠くまで来た」ことをこういうふうにも表現できるのか…
と感心させられたのがこのポスター

個人的にクドクド長いキャッチコピーは好きじゃないのもこのフレーズが好きな一因かもしれんな
端的でさっぱりしててはぁ~…と思わされる一枚やね
no title

61: 名無しさん@おーぷん 2018/06/26(火)01:16:38 ID:1vI
18きっぷは毎年3回、春夏冬の各長期休暇に合わせて発売される(ゴールデンウィーク、シルバーウィークには無し;ただし秋には類似商品の「秋の乗り放題パス」が発売される)
から、それに合わせて毎年3枚ポスターが発表されるんや
ポスターの内容は当然毎度違うんやが、どのポスターを見ても「うわぁ…旅に出たいなぁ…」という気分にさせてくれる
今年の夏はもうすぐ、7月1日から発売(使用開始は20日からだけど…)

「あっ、ここだ…」という駅を探しに、18きっぷを満喫する旅、してみたいもんやねぇ…

62: 名無しさん@おーぷん 2018/06/26(火)01:17:43 ID:1vI
このスレで挙げなかったけど良いな~と思うキャッチコピー・ポスターは沢山あったから
みんな探してみてくれると嬉しいわね

63: 名無しさん@おーぷん 2018/06/26(火)01:18:49 ID:6vu
7番ええなあ